●田村の里とは | ||
田村の里とは、福井県小浜市(越前若狭地方)の中でも 特に田舎の中名田地区の事を指す総称で、京都と福井県のほぼ境にある 田村川に沿った小さな農山村です。 中名田地区 は昔から 田村の郷(たむらのさと)と呼ばれておりました。 ”田村”の地名は平安時代の武将 坂上田村麻呂 に由来しゆかりの寺院、 田村薬師堂も存在します。 田村川にはで今でも夏には蛍が集まり、恵まれた自然環境から 若狭地方の中でも 極上の米どころ で知られています。 |
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●家族への愛が、特別な米を生み出してくれる。 | ||
田村の里は、どこを見渡しても田んぼがいっぱい。 しかし有名な米処のように、お米の販売目的に耕した田んぼではありません。 先祖代々に受け継いだ田んぼで作っている お米を食べるのは家族 や 遠く離れた都会で暮らす親戚。 可愛い孫達が食べるお米にはおじいちゃん、おばあちゃんの愛情がたっぷり。 大切な人が食べるお米ですから農薬は最低限の極々少量。 おじいちゃん、おばあちゃんは安心・安全なお米と野菜を 給食で子供達に 食べさせたい と考えました。 その後、地域の農家が連携し野菜を学校に供給するシステムを確立し 地場産給食 が始まりました。 この供給システムは 中名田方式 と呼ばれ市内15の小中学校のうち 12校へと波及していきました。 |
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平成18年には「食の教育」推進が認められ、 博報賞および文部科学大臣奨励賞を受賞しています。 自慢のお米をもっと多くの方に知ってもらいたい!食べてもらいたい! そんな気持ちから、先祖代々大切に受け継いだ田んぼを耕している 農家が中心となり中名田米の販売 が始まりました。 お米の名前は田村の郷にちなんで 『田村米』 に決定いたしました! 各農家さんの小さな田んぼから少しづつ提供してもらっているので 大量にはご用意できませんが 自慢の田村米を是非一度食べてみて下さい! お米は ご注文を受けてから精米 、精米したてのお米をお届けします。 |
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●米作りに恵まれた環境・・・雪国と肥沃な土壌 | ||
中名田地区は雪国の若狭地方の中でも特に雪深い地域です。 雪解け水は 山林腐葉土のミネラル、栄養分 を豊かに含み川へと流れ出します。 中名田地区の田んぼは 山ぎわ にあるため雪解け水がそのまま田んぼに流れ込みます。 山ぎわ特有の 朝夕の寒暖差 が美味しい米作りの重要なポイント! |
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●低農薬・・・鳥や動物達はよく知ってます | ||
薬の大量散布は土壌をダメにして、味も栄養も下がってしまいます。 しかし、完全無農薬ではコストも手間もかかりすぎます。 中名田地区では稲に影響がない様に 最初だけ極少量、最低限の害虫避け程度 に農薬散布します。 田んぼで鳥に稲をよくついばまれます。 鳥たちはこの稲が安全だということをよく知っています。 |
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●稲の数を減らす | ||
大規模な販売目的に耕す田んぼでは稲をぎっしり植えることがあります。 窮屈な田んぼでは栄養が行渡らず美味しいお米が作れません。 スペースに余裕を持って植えた田んぼなら稲穂もすくすく元気! 本来、販売目的で田んぼを耕すわけではありませんから。 お米は 収穫量より質 を大切にしています。 |
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●もみ貯蔵・・・農家の家族と同じ食べ方 | ||
田村の里ファームでは収穫後の”もみのまま”で貯蔵しています。 注文があり次第お客様のご注文の量だけ、もみを取り精米し発送いたします。 鮮度(水分、旨味) が高いので通常より 水加減を減らして 炊くことをお勧めします。 通常の水加減だと少し柔らかめに炊き上がります。お米が乾燥していない証です。 |